内臓脂肪とは【ダイエット基礎知識】

スポンサーリンク

お腹回りに溜まりやすい脂肪には、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があります。

脂肪によって特徴や有効な落とし方が違います。

ここでは、内臓脂肪の内容や落とし方をご案内していきます。

内臓脂肪【概要】

内臓脂肪とは、体の深い部分、内臓付近にある脂肪です。

腹筋の内側の壁である腹腔内に蓄積され、内臓の多いお腹回りにつきやすい脂肪です。

そのため、内臓脂肪が多い体型は「リンゴ型肥満」と呼ばれます。

女性よりも男性に多く見られます。

内臓脂肪【原因】

内臓脂肪が蓄積される原因には、生活習慣の乱れが大きく影響します。

睡眠不足やそれに伴う基礎代謝の低下、ストレスや喫煙などもありますが、最も大きいのは食生活の乱れです。

ファーストフードを食べ過ぎていたり、飲酒が過ぎたりすると内臓脂肪が蓄積されていきます。

内臓脂肪【解消方法】

内臓脂肪は生活習慣の乱れが原因になるため、規則正しい生活を送ることが重要になります。

栄養バランスの良い食生活を送る、飲酒や喫煙はできれば控える、十分な睡眠をとる、ストレスの少ない生活をするなどです。

食事に関しては、糖質や脂質を摂り過ぎると内臓脂肪を溜め込みやすくなりますので、控えた方がいいでしょう。

また、有酸素運動を行うことでも内臓脂肪を減らすことができます。

有酸素運動

内臓脂肪は、有酸素運動を行うことで落とすことができます

有酸素運動は長く続けることで脂肪を燃焼していきます。

短時間でも効果はありますが、続けるごとに脂肪が燃焼しやすくなっていくので、できれば20分以上行うとよいでしょう。

また筋トレをした後だと脂肪燃焼がより早くなりますので、体を鍛えるのもあわせて、筋トレ後に有酸素運動を行うとより効果的です。

有酸素運動の代表的な運動は、ジョギング・ウォーキング・水泳・自転車などがあります。

頻度は多いほど良いので、時間が取れるならば毎日でも行いましょう。

食生活の改善

内臓脂肪を蓄積しないためには、糖質を抑えた食生活をする必要があります。

糖質を摂り過ぎると脂肪を溜め込みやすくなるためです。

炭水化物は糖質と食物繊維からからできているため、炭水化物であるご飯やパン、麺類を控えるとよいでしょう。

炭水化物を控えることで食物繊維は野菜や大豆類、海藻類やキノコ類などから摂取するといいでしょう。

食物繊維は腹持ちがいいため、食事の最初に食べておけば摂取カロリーを抑えることができます。

生活習慣の改善

飲酒や喫煙はできるだけ控えましょう。

禁酒・喫煙できれば理想的ですが、普段から嗜んでいる場合は難しいかもしれません。

そんな場合は意識して、いつもより少しでも量を減らすようにしましょう。

また、睡眠も十分に取るようにしましょう。

睡眠不足になると内臓脂肪を溜め込みやすくなるとともに、代謝機能が低下し、太りやすくなってしまいます。

内臓脂肪【まとめ】

内臓脂肪は、皮下脂肪に比べ見た目に目立ちにくい脂肪ではありますが、蓄積すると健康に悪影響が出る可能性があります。

美容にも健康にも影響の出る内臓脂肪は、生活習慣を整えることで落としていきましょう。

スポンサーリンク