皮下脂肪とは【ダイエット基礎知識】

スポンサーリンク

ダイエットで落としたい脂肪には、大きく分けて2種類、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があります。

それぞれの脂肪に特徴や有効な落とし方があります。

ここでは、皮下脂肪の内容や落とし方をご案内していきます。

皮下脂肪【概要】

皮下脂肪とは、体の表面近く、皮膚の下にあり、つまむことのできる脂肪です。

見た目についたことが分かりやすい脂肪で、皮下脂肪が多いと下半身、太ももやお尻が出やすいため、皮下脂肪が多く太っている体型は「洋ナシ型肥満」と呼ばれています。

比較的、男性よりも女性に蓄積されることの多い脂肪です。

皮下脂肪【原因】

皮下脂肪がついてしまう原因は、大きく二つあります。

「カロリーの摂取過多」と「運動不足」です。

皮下脂肪は摂取カロリーが消費カロリーを上回ることで蓄えられていきます。

あまり運動をせずに食事を多く摂るような生活を続けていると、徐々に皮下脂肪が蓄積されていくことになります。

また、女性に関しては、体質として男性に比べて皮下脂肪を蓄えやすくなっています。

皮下脂肪【解消方法】

皮下脂肪が蓄積される原因はカロリーの過剰摂取と運動不足ですが、それを解消するにはやはり摂取カロリーを制限することと意識して運動することです。

食事を制限することで摂取カロリーを減らし、運動をすることで消費カロリーを増やし、消費カロリーが摂取カロリーを上回るようにすることで皮下脂肪を落とすことができます。

また、運動にも有酸素運動と無酸素運動がありますが、両方をバランスよく行うことが効果的です。

そして、よほどの制限や運動をしないと短期間では効果は出にくく、短期間だとリバウンドの心配もありますので、長期間で少しずつ皮下脂肪を落としていく方が無理なく行えるでしょう。

カロリー制限

食事を制限することによって摂取カロリーを制限します。

年齢や体重などで違いますが、一般的な1日の摂取カロリーの目安は成人男性で2600kcal、成人女性で2000kcalとなります。

このカロリーを下回るように制限していきましょう。

特に脂質や糖質を多く摂取している人は、摂取カロリーが高くなりやすいので注意が必要です。

また、食べ物だけではなく飲み物にもカロリーは含まれています。

食事の合間の飲み物などでも、カロリーを摂り過ぎないように注意しましょう。

無酸素運動

無酸素運動といえば、一般的には筋トレを行うことが多いのではないでしょうか。

筋トレを行うことで脂肪燃焼されるホルモンが分泌され、皮下脂肪を落とす効果が期待できます。

また、筋トレ後は脂肪燃焼しやすい状態になっているので、有酸素運動を続けて行うことでより効率的に脂肪を燃焼させることができます。

筋トレ自体の効果を最大限に得るためには、これ以上できないというギリギリまで行うのがよいですが、あまりハードなトレーニングだと続けられないという場合はできる範囲で継続する方がよいでしょう。

頻度としては、週2~3回程度を目安に行いましょう。

有酸素運動

皮下脂肪を落とすためには、有酸素運動が非常に有効です。

有酸素運動を行うことで脂質を消費するため、効率よく脂肪を燃焼させることができます。

有酸素運動は始めてすぐよりも長時間続けるほど脂肪燃焼効率が上がりますので、ジョギング・ウォーキング・自転車などをできれば20分以上行いましょう。

また筋トレをした後だとさらに効率よく脂肪燃焼できますので、筋トレ→有酸素運動の順番で行うとより効果的です。

有酸素運動は毎日行っても問題ないので、時間が取れればできる限り行うとよいでしょう。

皮下脂肪【まとめ】

皮下脂肪は見た目に出やすく、つまんだりすることもできる脂肪なので、落とすことで見た目のダイエット効果が高いといえるでしょう。

脂肪の種類によって落とし方も違うので、皮下脂肪が気になる方が参考にしてください。

スポンサーリンク