1日1分で痩せる!逆立ちダイエットの効果は?
デスクワークで長時間座って仕事したり、立ち続ける仕事をしていると足がむくんでくることがあります。
これは、血液やリンパ液が重力に引っ張られ足に溜まっている状態です。
そんな時、足を頭や体より上にあげると、溜まっていた血液が流れて足がすっきりします。
このように、普通の生活をしているとどうしてもむくみが発生して代謝が悪い状態になってしまいます。
それを逆立ちによる血行効果で改善するのが「逆立ちダイエット」です。
では、逆立ちダイエットにはどんな効果があるか、方法やコツなどを見ていきましょう。
逆立ちダイエット【概要】
逆立ちダイエットとは、その名の通り逆立ちをするダイエットです。
逆立ちは体のバランスを整えるのにとてもよい方法です。
しかし、実際にやってみると意外と上手くできないことも多いでしょう。
理由として、年齢を重ねるごとに体重が増加していくこと、筋肉量の減少、体のバランスのずれなどが考えられます。
逆立ちを行うことでこれらの不調の改善も期待できます。
逆立ちダイエット【効果】
1.内臓の位置の改善
加齢とともに内臓・脂肪・皮膚などは重力に負けて垂れ下がってきます。
これが太ったお腹の原因ともなりますが、逆立ちによって下がった内臓の位置が元に戻ると、お腹が痩せたり、代謝が良くなって太りにくい体になります。
2.血行促進
足に溜まりやすい血液やリンパ液の流れが良くなり、細胞に酸素や栄養が届きやすくなるため、新陳代謝が活発になります。
3.筋力増強
逆立ちをするには、腕・肩・背筋・腹筋など上半身の筋肉を使います。
そのため、筋肉が鍛えられ代謝が良くなります。
4.便秘の解消
逆立ちにより腸が刺激され、お通じが良くなります。
逆立ち【種類】
逆立ちといえば、一般的には両手を床についてまっすぐ上に足を伸ばしたものを想像するのではないでしょうか。
しかし、両腕だけで全身を支えなければいけないため、慣れていない人には難しいでしょう。
そんな場合は両手と頭で体を支える3点倒立や、背中と首で体を支える背中立逆立ちを行うといいでしょう。
腕以外も使うことでバランスが取りやすくなるので、通常の逆立ちよりもハードルは低くなります。
通常の逆立ちを行う場合でも、壁を支えにして行えばかなりやりやすくなるでしょう。
逆立ちダイエット【方法】
逆立ちダイエットは、逆立ちをするだけの簡単なダイエットです。
ダイエットではカロリー摂取を抑えるため、食事を制限することが多いですが、食べることが好きな人にはかなりの負担になります。
そのような場合に逆立ちダイエットはお勧めです。
また、食事前に逆立ちをしておくと、食欲が抑えられる効果があるため、食事量を抑えたい時にも有効です。
逆立ちダイエット【時間】
では逆立ちダイエットははどのくらい行えばいいでしょうか?
効果があるのなら時間や回数を増やしたい、ということもあるかもしれませんが、過剰に行うことは逆効果になってしまう場合もあります。
逆立ちをする場合は1回に1分、長くても2分くらいがいいでしょう。
また、1日に何度も行うのではなく、2回ほど効果があります。
なお、逆立ちをすると脳に血液が流れやすくなり、目覚めが良くなったり、頭の回転が上がったりすることがあるので、朝に行うのも良いでしょう。
逆立ち【できない場合】
逆立ちダイエットは、あくまでダイエットが目的で、逆立ちができること自体が目的ではありません。
そのため、綺麗な逆立ちにこだわる必要はありません。
主な目的は内臓の位置を戻すこと、血液の流れを良くすることなので、通常の逆立ちができない場合は壁を支えにして上半身を下半身を逆にするだけでも効果があります。
もちろん、通常の両手での逆立ちができるようになれば、筋力の向上、血行の促進など、よりダイエット効果が上がりますので、少しずつでもできるように努力してみましょう。
背中立逆立ちや3点頭立から始めて、できるようになったら通常の逆立ちができるように順番に試してみるといいでしょう。
逆立ちダイエット【まとめ】
逆立ちダイエットは内臓の位置を戻すこと、血行促進が重要なので、逆立ちの形を気にしすぎるよりは上半身を下にする体勢が大切だと意識しましょう。
形にこだわるより、実際の効果を意識して行いましょう。
また、即効性のあるダイエットではありませんので、長く続けることも重要です。